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町衆に守護されてきたお堂とその周辺(その6)



 

photo 041 上徳寺本堂「盆施餓鬼会」案内 上徳寺の盆施餓鬼の掲示。
      寺院紹介のパンフレットでは催事は山伏が執行しています。



 

photo 042 上徳寺 水子地蔵



 

photo 043 壬生寺 六地蔵とUS地蔵

 新撰組慰霊碑などのある「壬生塚」には六地蔵とともに陶器の小地蔵像があり、I am an American Zizo from Oregon, USA 2005と金属板の説明がありました。米国の仏教徒の奉納でしょう。まあ『延命地蔵菩薩経』には地蔵菩薩は変化自在とあり、「童地蔵」などもその範疇になるらしいですが。



 

 

photo 44 壬生寺 童子地蔵

 幼児のよだれかけは疱瘡よけに効くと言う赤色が普通だったそうです。昔はベンゾパープリンのような化学染料はなく、アカネや紅花で染めた高価な布だったのでしょう。肌着に赤い布を使って病気を避けるのは大人のフンドシ、腰巻が赤なのも同じだとか。

 この頃のはよだれかけよりエプロンですね。





 

photo 045 壬生寺 千体仏塔 
 壬生寺は「明治以後に廃棄された小仏堂の石仏千体で造った千体仏塔」が本堂と並んでいます。東南アジアのパゴダを真似たと説明があります。大半は如来像で、阿弥陀像が多いようです。
 ここにも「子供の夜泣きを止める夜泣地蔵」「水掛地蔵」「子安地蔵」などがありました。




    

photo 046 地蔵院・宝珠地蔵のスヌーピーのよだれかけの内側の手印の様子




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